「赤ちゃんができたら一度はハンドメイドしてみたい!」という方も多いはず。
赤ちゃん向けの手作り本はたくさん出版されていて、どれも可愛いものばかり!だって「赤ちゃんの服」ってだけで可愛いんだもん・・。
私はどれもこれも作りたくて、たくさんの服や小物を作ってきました。
いろいろ作った中で「これは使える!」「これは評判が良かった!」「簡単で作りやすい!」などなど、イチオシポイント満載の本を5つ厳選してご紹介します。
今回は、生まれてすぐの新生児期から使えるアイテムが載っている本に絞りました。
1.小さくてもきちんとした服
シンプルでオシャレなベビー服がたくさん載っています。
大人が着ていても違和感のないようなしっかりとしたデザインだけど、子供が着やすいようにきちんと考えられています。
色づかいもお洒落で参考になる!
モデルで二児のママであるAMOさんも、こちらの本でお洋服作っていました↓
私はもうこの本から何着作っただろう・・。
※姉妹ブログ「ひつじの手作り記録」へのリンクが開きます。
新生児期から使えるものから、2歳・3歳までのパターンが掲載されています。
ただ、作り方の説明は洋裁にある程度慣れている人向けです。
洋裁の知識がある人なら、必要十分な説明量でかえってスムーズに作業ができると思いますが、初心者の方には親切とは言えないかもしれません。
それでも頑張って作る価値はある!とおすすめしたい1冊です。
2.スタイリスト佐藤かなが作る赤ちゃんのための服と小物
2018年に発売されたばかりの本で、「使えるアイテムばかり!」と話題の1冊。
70サイズ~90サイズまでのパターンが掲載されています。
ベーシックなベビードレスとボンネットのセットやスタイの豊富なアレンジ例、お家での月齢写真撮影に便利なガーランドなどなど、赤ちゃん期にあったら嬉しいアイテムがたくさん載っています。
簡単でいくつあっても嬉しい巾着の作り方や、母子手帳ケース、手縫いでも作れるにぎにぎ人形も載っており、妊娠中から少しずつ作っておきたいものばかり。
中でもおすすめしたいのが「スリーパー」。
ちょっとお昼寝するときにも便利だけど、これが本当の威力を発揮するのは寝返りや足のバタバタが始まったとき!
赤ちゃんが寝返りして布団がめくれてしまっても、スリーパーを着ていれば安心。寒い時期にも赤ちゃんを締め付けずに「もう1枚」着せることができるので、秋冬生まれの赤ちゃんにもおすすめですよ。
もちろん服も可愛くて使えるものばかりだし、食べこぼしをキャッチするポケット付きのお食事スタイは、離乳食が始まってから大活躍間違いなし!
可愛い服と使える小物が盛りだくさんで、新生児期から90サイズを着る2歳の終わりくらいまで、無駄なく使える1冊です。
3.愛情いっぱい 手作りの赤ちゃん服 お誕生から2歳までのワードローブ
ちょっぴりノスタルジックでベーシックなデザインが多く、個人的にかなり好み!
身長50~90㎝のパターン付きで2歳くらいまで対応しています。
内容も、ベビードレスから肌着セット、スタイ、パンツ、産着、じんべえ、
浴衣、ブラウス、おでかけ着、ケープ、ジャケット、カバーオールなど!
手作りベビー用品の定番を網羅、+αな感じでもり沢山。
じんべえと浴衣は手ぬぐいでの作り方が載っています。
100均でも可愛い手ぬぐいがいっぱい売っていて、そういうので作るのもいいなあと妄想が広がったり…
ただしこちらも作り方は丁寧に説明されているというわけではないです。
簡単な服を一度でも作ったことのある方なら難なく作れるものばかりですが、
「股下を縫う」とか一言で説明が終わってしまっているところがあって、
やったことのない方だと「で、股下ってどう縫うの!?」ってなる部分があるかもしれません。
とは言え、どれもネットで調べられることばかりなので、デザインが気に入った!作りたい!と言う方はぜひチャレンジしてみてください。
洋裁はじめてさん向けに説明されていないというだけで、作り方自体はシンプルです。
4.あかちゃんのために作るもの
服よりも小物の作り方が多く、いろんな小物を作ってみたい方におすすめです。
授乳ケープやマザーズバッグ、スリングなど、ママが使うアイテムも多数掲載。
ママ用アイテムは、まだ性別が分からないうちでも作れちゃうのも◎
ガーゼンハンカチやスタイなどの必須アイテムもあれば、季節ごとの「あったら便利」なアイテムも掲載されていて「かゆいところに手が届く」1冊です。
中でもクーファンの作り方が載っている本は、私が知っている限りではこれだけ!
側面に綿を詰めた、もっこもこで可愛いクーファンが作れます。
他の多くの本は、ミシンを使ったソーイングのみの作品が多い中、この本は編み物やキルティング、刺繍などの作品もあり、「手作り全般が大好き」「ハンドメイドならではのあたたかみが好き」な方にぜひおすすめしたい1冊です。
編み図は、このようなカーディガンやスカートなどのウェアの他、帽子、マフラー、シューズ、レッグウォーマーが載っています。
5.はじめての赤ちゃん服と小物
作り方がカラー写真で丁寧に説明されており、初心者の方にもおすすめの1冊。
アイテムを作り始める前の水通しの仕方や、洋裁に必要な道具の説明も載っています。
新生児期から使えるパターンは、服ならベビードレスとボンネット、カバーオール。
サイズ50~70から掲載されているので生まれてすぐに着せることができます。
赤ちゃんの時期こそ手作り服を
私は妊娠中、ギリギリまでパートをしていたり試験勉強をしていたり、切迫早産で入院してしまったり・・と、自分の子が赤ちゃんの頃にあまり手作りの服を着せることができませんでした。
「せっかく作っても、すぐに着られなくなってしまうし!」と自分に言い聞かせてきたけれど・・
今、その頃よりも余裕ができて、子供にたくさんの服を作って着せて思うのは、「写真はいつまでも残る!」
確かに、赤ちゃんが小さいうちはすごい早さで服がサイズアウトしていってしまうけど、私も息子が赤ちゃんの頃、手作りの服を着せた写真を撮りたかったなあ。
そして「すぐにサイズアウトしてしまい着せる機会が少ない」ということは、同時に「服の痛みも少なくなる」ということでもあります。2人目、3人目にそのままお下がりすることもできる。
私が感動したのは、夫が赤ちゃんの頃にお義母さんが作った服を息子に着せてあげることができたこと。
30年前の写真でパパが着ている服を、今息子が着て記念撮影。きっと良い思い出になると思います。大切に着て、今度は孫にもおさがりできるかな・・!?
最近では私の周りがベビーラッシュ!なので、たくさん出産祝いの品を作らせてもらいました。
自分も2人目ができたときには、今度こそベビーアイテムをたくさん作るぞー!