帰省したときに、私が小さい頃のアルバムを発掘して、プリントされた写真をスマートフォンでスキャンしデータ化してきました。自宅にスキャナーがなくても簡単にアナログ写真をデータ化できるのです。
その方法とスキャンした思い出の写真たちをちょっぴりご紹介!
フォトスキャン by Gooleフォト
使用したアプリはこちらです。

Googleが提供している「フォトスキャン」。もちろん無料です。
Googleフォトとの連携が可能なので、スキャン後のデータ管理も◎。
Googleフォトは顔認識機能があるので、大量の写真をスキャンしても人物ごとにフォルダを作ってくれるのも嬉しい。
使い方は簡単。
写真を画面に写してタップすると、写真の中心と四隅に「〇」が表示されるので、中心の〇を四隅の〇に合わせる・・・
って、文章にすると分かりにくいですね。アプリを起動すると感覚でできると思いますし、使い方の説明もあるので誰でもできます。もうすぐ80になる私のじーちゃんもすぐにマスターしました。
Googleスキャン公式の紹介動画もとても分かりやすいので、気になる方はぜひ。
Introducing PhotoScan by Google Photos
この四隅の〇を読み取る作業をすることで、遠近補正・角度補正ができるのですね。
光の反射除去機能について
写真は光沢があるので、カメラで収めると光の反射が写ってしまいがちですが、これも自動除去してくれます。
なかなかの精度ですが、アルバムに挟んだまま、フィルムの上からスキャンしたものは光の反射が残ってしまいました。
↑上から3分の1ほどがガッツリ反射している
きれいに残したいなら、透明フィルム越しではなく写真を直接スキャンするのが吉。
なお、きちんとフィルムをはずしてスキャンしたものについては光の反射はほぼありませんでした。
角の調整
Googleフォトスキャンは写真の角を自動認識してくれますが、ときどきこのように写真の端が間違って認識されていることがあります。↓
そのようなときは角の調整機能があるので、手動で写真の四隅を指定すると調整することができる。
このレベルでスキャンされていれば問題ないという方は、もちろんそのままでOK。
写真の画を調整し、ついでに角度も補正されている。
スキャンは1枚あたり10秒くらいかな
写真1枚スキャンするためにかかる時間は、私の体感では5、6秒ですが、もう少しかかることも想定して10秒と考えれば十分。
私は2日で500枚ほどの写真をスキャンしました・・・。(スマートフォンを持っておらず、母のスマートフォンを借りて作業したので、実家滞在中に終わらせなければならなかった)
アルバムから写真を出したり角度調整する作業も含めるとたっぷり4時間は掛かったけど、500枚もの写真を全部スキャンできると思っていなかったので万々歳!
パノラマもOK、ポラロイドは微妙
ちゃんと取り込めるかな?と不安のあったパノラマ撮影された写真もバッチリでした。
ポラロイドやチェキなどの外枠のある写真は、角が誤認識されることが多くて手動での調整が必要なことが多かったです。でも手動で調整すればきれいに読み込めます。
エコー写真もスキャンできたよ!
妊婦健診のエコー写真もしっかりとスキャンできました。
大切なエコー写真も、データ化しておけたら嬉しいですね。
息子のもやっとこ~。
思い出の写真をデータ化してみては?
Googleフォトスキャンの機能を軽~くご紹介してみました。
使い方はとっても簡単。実際にやってみるのが一番分かりやすいと思うので、アナログ写真が手元にある方はぜひやってみてください!
「もうすぐ80になるじーちゃんも使えた」と書きましたが、じーちゃん、スキャンできてもスマホで写真を見返さないと思う・・・。なので今回データ化した写真を厳選してフォトブックにして、プレゼントしようと思っています。