8月入って最初の土曜は、栃木県の真岡鐵道(もおかてつどう)でSLに乗車してきました。
始発・下館駅
SL運行は下館駅~茂木駅間。1日1往復、基本休日のみの運行です。(お盆等は運行している場合も。真岡鐵道公式HPにて、運行日・時刻表がチェックできます。)
私たちは始発の下館駅より乗車。
さりげなく夜空のステンドグラスが並んでいて可愛い。
乗車には整理券と乗車券の2枚が必要です。
整理券(500円)は1か月前より事前購入が可能で、私たちは4日前くらいに宇都宮駅で購入しました。
事前購入した整理券は新幹線の切符のようなものでしたが、当日下館駅にて整理券を購入している方たちはSLの写真がプリントされた券をもらっていて良いな~と思った・・。当日だとSLプリントなのか、それとも真岡線の駅で購入すればSLプリントだったのか??次回利用するときは問い合わせてから購入しようと思います。せっかくだしね!
蒸気機関車 C1266号
真岡鐵道で運行されている機関車はC11325号とC1266号というものだそう。
この日はC1266。
動くSL、私もはじめて見ました。
下館駅には発車の30分ほど前に到着しましたが既にSLがきており、眺めたり写真を撮ったりをゆっくりと楽しむことができました。(暑かったけど!)
駅員さんも、にこやかに写真撮影に応じたり子供たちの質問に答えたりしてくれていましたよ。
乗客を乗せる前の回送ではDE10が牽引しているようです。
可愛い朱色。
今回の帰省で新幹線や在来線に短期間で何度も乗り、電車熱に火が付いた息子。
「でんしゃー!」と大興奮。ちなみにバスも「でんしゃ」と言います。長い乗り物みんなでんしゃ。
「しゅっしゅっしゅっ」と、蒸気を吐く音のマネをしていました。
発車を待つ30分の間には、真岡線を走る普通列車が何度か通って行きました。
(目の前を通過する瞬間を撮影・・)
なんて可愛い!
この可愛い塗装の列車が、1両か2両編成で動いているのですよ。短いところもかわいー!
閑話休題、SLに戻りまして、
座席もレトロなボックス席~
冷房はありません。
代わりに天井に扇風機が取り付けられていました。
進行方向右側の座席、バスで言う降車を知らせるボタンのあるあたりに扇風機のスイッチがあるので、それをポチッとすると回ります。
それでも暑いもんは暑いー!
快適に過ごすなら秋頃に訪れましょう!または、春は車窓から菜の花と桜が臨めるそうなので、春も良さそうですね~。
発車して間もなく、車内販売が回ってきます。駅弁があるものだと思っていたのだけれど、駅弁が買えるのは駅でのみ??お菓子と飲み物、それと少しの記念品が販売されていました。
下館駅から益子駅まで、約1時間の乗車だったので、正直息子は途中で寝てしまうかな?と思っていたのですが、終始ごきげんで外を眺めたりお菓子を食べたりばあばと遊んだり・・・
私たちは1両目に乗ったのですが、実際に乗って思ったのは、1番後ろの3両目に乗れば良かった!ということ。
まず、前の方だとSLの灰?やら何やらがモロに飛んできて、窓を開けていると手はあっという間にこのように・・↓
息子の手のひらに、石炭のカス?が~。
それだけなら良いのですが、喉がイガイガして声がガラガラしてました。窓を閉めていればきっと大丈夫だったかな。暑かったんだよ・・
あと、後ろの方に乗るとカーブのときなどに先頭の車両が見れておすすめだよーと、降りてから言われた!なんと!
SLに乗っていると、たくさんの人たちが手を振ってくれていました。
たまたまお散歩で通りかかったような人から、SLを見るためにやってきたであろう親子、三脚で待ち構える撮り鉄さんまで。
いっぱい手を振った。
この切符のようなものは乗車記念証。
SLガイド体験の子供たちが、「記念証です」と言って配り、スタンプを押してくれました。
車掌さんのような帽子を被って、誇らしげで可愛かったなあ。
益子駅で下車
この旅の一番の目的は益子観光!なので、益子駅で下車。
SLもおかの各駅停車時間は、駅によっては驚くほど短いのだが(列車が止まった瞬間に「ドアが閉まりま~す」って感じ。いつ開いたの!?)、益子駅は降りる人が多いからか数分ありました。
石炭をワッセワッセやっているところが見られたよ。暑そう、ガンバレー!
発車の汽笛、すっごい音でした。
息子っちの耳はギューッと押さえたけれど、私の耳はキーーン。
電車って、普通降りたらぴゅーっと改札に向かっちゃうけど、みんなSLを見送っていました。
見えなくなるまで手を振ったよ。
そして私たち一行は益子陶器巡りへ。
鉄道って可愛い。
今回は下車せずに通り過ぎてしまった真岡駅は、なんと駅がSLのカタチをしているのです。で、SLキューロク館としてSLの展示や乗車見学等もしているそうなので、次はキューロク館含め真岡駅周辺を歩いてみたいなーと思います。
なんか、鉄道って可愛いな、ロマンだな・・って感じました。可愛い鉄道、巡りたい!
▽ 益子編へ続きます。